ギターをはじめよう!と思った時に、まずどの曲から練習すべきか悩みますよね。
自分が好きな曲から手を付けるべきか、初心者向けの練習曲を選ぶべきか。
これに関して、私が思う事を書いていきます。
自分が好きな曲を選ぶメリットとデメリット
自分が好きな曲を選ぶメリットと言えば、練習するモチベーションが上がるという事。
憧れたギタリストと同じように弾きたい、CDでかかってくる音楽と同じように弾くという夢を実現する一歩になるわけですから、とにかくワクワクしてモチベーションが上がります。
ただし、落とし穴が一つあります。
あなたが好きな曲が初心者向けの簡単な曲なのであれば問題ないのですが、難易度が高い曲だった場合。
かなりの高確率で挫折します。
難易度が高ければ、思うように練習が進みにくくモチベーションも下がることになります。
結果として練習するのが嫌になってギターを弾くことを辞めることになりかねないのです。
なので、自分が好きな曲を選ぶのは、モチベーションを上げられると共に、その後モチベーションを下げることにつながりかねないということです。
なので、ベストなのは、好きと思える曲でかつ初心者向けの曲です。
好きではない曲だと練習が退屈になり、これまた挫折につながりかねません。
私としては、初心者であればギターを弾けるという成功体験をまず積むことが大切だと思っていまっす。
初心者向けの練習曲を選ぶメリット
初心者向けの練習曲を選べば基礎がしっかりと見に付くので、私としては最初は「初心者向けの練習曲」から始める事をオススメします。
初心者向けの曲は、練習をしっかりすればマスターしやすくて、必要な基礎テクニックが学べます。
初心者向けの練習曲を選ぶ上で抑えておくこと
初心者向けの練習曲を選ぶ上で抑えておくことのは次のポイントです。
テンポがゆっくりの曲
初心者の頃は一フレーズ弾くのに大変です。
その上、曲のテンポが速ければ、ただでさえ楽譜通りに弾くのが大変なのに、その上早い速度についていくのは至難の業です。
また、テンポが速ければ、曲を聴いてもどう弾いたらいいのか分かりずらいということもあります。
なので、ゆっくりとしたテンポの曲を選ぶことが大切です。
リズムの変動が少ない
同じ曲でも、曲の途中で急にテンポが変わる曲があります。
ギターを始めたころは、リズムに合わせることに慣れていないため、リズムが複雑な曲だと練習の難易度が上がってしまいます。
初めは、リズムが一定でシンプルなテンポの曲を選ぶようにしましょう。
難しいコードが出て来ない
曲によっては、難易度の高いコードがたびたび出てくる曲があります。
初心者にとって難易度の高いコードは、覚えるのが大変なだけでなく、正しく弦を押さえるのに一苦労します。
なので、難易度の高いコードが出て来ない曲を選ぶことが大切です。
初心者向けの曲の一例
最後に、初心者向けの曲をご紹介します。
スピッツ:チェリー
back number:ヒロイン
MONGOL800:小さな恋のうた
井上陽水:少年時代
Ben E King:スタンド・バイ・ミー
ビートルズ:Let It Be